〜園長のつぶやき〜

 年長児は、年に数回ほど園外保育へ出掛けます。公共の場での過ごし方やマナーなどが身に付き、集団での行動の仕方などを知る機会となることを願っています。
 幼児向けプラネタリウム観賞のため、世田谷区弦巻にある区の施設へ電車を乗り継いで年長児を連れて行きました。駅までの歩行、電車内での言動など、他の方々に迷惑になるようなこともなく園から一時間ほどで着きました。
 区の図書館が併設されたところで、館内はとても静かです。開始時間までロビーで待機です。同じ回に観賞するもう一園の子どもたちも静かにして座って待っていました。
 前の回に観賞した団体(保育園らしい)が終わって、小走りをしながら賑やかに出てきました。それまで静かだったロビーが少し騒がしくなりました。
 保育園の保育士の方がその子どもたちに言いました。「見てみて、あなたたちと同じぐらいの年じゃない?静かにしているねー、すごいねー」「どうする~?あなたたちできる?」。私は自園の子どもたちとは離れて立っていたので、気づかれずにその会話を聞くことができました。
 自園の子どもたちの様子を見て、『確かに、普段より行儀が良すぎるかな?・・』と思いましたが、『この子たちも、する時はちゃんと出来るようになったなぁ』と、少し嬉しくなりました。お褒めの言葉をいただき、自然に微笑んでしまいました。

園長 柏原寛昭
 
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